写真って結局、自分だけの答えを探す孤独な旅なんだろう。そんな暗い海へ深淵を探す旅をしようとしている人がいたら、この本は一筋の光を照らしてくれる灯台のような本になるに違いない。
何を撮ればいいか分からなくなっていた私が、もう一度写真を撮りたくなった本。光や視線、色...写真にはさまざまな要素がある。その要素をどのように組み合わせて、どのような想いで撮ればドラマを生み出す写真になるか。この本ではそれを、技術書よりはエモーショナルに、ただ作品集よりは具体的に書いている。
表紙も最高です。