ほぼ毎日使っているナカトミツヨシ(@meganetosake)です。
Anker から発売されている Soundcore Liberty Air 2 Pro。ワイヤレスかつ、1万円ちょっととは思えない音質に加えて、ノイズキャンセリングまで搭載されちゃって驚いたあの日から、かれこれ半年。移動中も仕事中もほぼ毎日使っているので、やっぱりオススメだと思える部分と、ここは改善してほしいなーという部分が見えてきた。
今回は半年使ってみたいま、改めて Soundcore Liberty Air 2 Pro のイイところ、ダメなところを皆さまにもお伝えしていこうと思う。
CONTENTS
手のひらサイズの携帯性と再生時間は大満足
屋内外問わず常にイヤホンを身につけているので “気軽に使える” のが選ぶ際のひとつのポイント。Soundcore Liberty Air 2 Pro のケースのサイズはまさに「手のひら」サイズ。
かつ非常に軽いので、カバンに入れても邪魔にならないし、ポケットに入れて持ち出すことも全然できちゃうほど。この気軽さは一度使うとなかなか抜けられない。ケースの手触りも高級感があるマットな質感で、ケースを開くために手に取る瞬間、毎回ちょっとテンションが上がる。
ケースを開くと、一度接続したことのある機器には自動ペアリングをしてくれるので、使いたい!と思ったその時から気軽に使うことができる。ケースの左右に溝があるので、取り出しやすさもバッチリ。IPX4相当の防水があるので、汗や軽い雨くらいなら気にせず使える。
耳につけてみるとフィット感は上々で、軽さも相まって長時間つけていても疲れない。実際私は仕事をしている時なんかは丸一日つけているが、特に疲れたり違和感を感じることも今のところない。イヤホン自体がそっと、耳に寄り添ってくれるような感覚だ。
再生時間も、通常モードで最大7時間・ケースを併用することで最大26時間。ノイズキャンセリングを起動させても最大6時間・ケース併用で最大21時間と大満足。あっ、充電切れちゃった…は今のところ体験せずにここまで来れた。また充電もUSB-Cでの充電のほかワイヤレス充電にも対応しているので、置くだけで気軽に充電もできちゃう。君はなんて気軽なんだ。
さて、ここまで何度も気軽気軽と言ってきたが、実際本当に気軽に使えるので、毎日ストレスなく使う事ができている。もう生活の一部に Soundcore Liberty Air 2 Pro が居ると言っても過言ではない。こちらの想いをすぐ叶えてくれるフットワークの軽さは何より魅力的だ。
音質は細かな設定も含めて満足
安価なので実はそこまで音質は期待していなかったが、こちらはいい意味で期待を裏切られた。うん、全然OK。そりゃ上を見たらもちろん上は居るが、この価格なら全く問題ない。高音も低音もクリアでよく出ているんじゃないかなと思う。音楽だけでなく映画やドラマを観たりもするが、セリフもしっかりと聞き取れて、アクションシーンの迫力も上手に再現されている。
アプリ側で様々な方法を使って聞こえ方の調整もできる。個々人の耳の聞こえかたをマッピング・分析して最適なサウンドプロファイルを自動で設定してくれる「HearID」機能や、従来通りイコライザを「ロック」や「バラード」といったプリセットから選択したり、自分好みのカスタムイコライザを作り上げることもできる柔軟なヤツだ。説明しながらなんだか、Soundcore Liberty Air 2 Pro が可愛く見えてきた。
またグラミー受賞プロデューサーによるカスタムイコライザを設定できるという変わり種も。プロが設定したイコライザで音楽を楽しむことができるのだそうだ。実際使ってみると、プロってそういう所聴いてるんだ!みたいな発見もあって面白い。まぁ、私は長年積み重ねてきた好きな音があるので結局はカスタムイコライザに行き着くのだけれど、いろんな環境で音を楽しめるのはとてもイイ。
ノイズキャンセリングの性能も驚くほどイイ
肝心なノイズキャンセリングも、ビックリするくらいよく効く。エアコンの「ゴーーー」という音はほぼ消してくれるし、会話やテレビの音も半分以下になる。ちょっと驚いたのが電車の音で「ガタンゴトン」が「カタンコトン…」くらいには小さくなる。伝わるかな、これ結構驚いたんだよね。
アプリと連動して、自分の環境に応じたノイズキャンセリングモードに切り替えるとより効果が上がる。また外音を取り込むモードも充実。歩いている時にノイズキャンセリングすると逆に怖いので、外の音を取り込みながらイヤホンを使う…なんて状況でも問題なく使える。
マイクも搭載、オンライン会議もこれ一本
今はご時世的にもオンラインでの会議が増えたが、Soundcore Liberty Air 2 Pro はマイクもついているのでこれ一本でオンライン会議もできる。もちろん普通の電話にも使うことができるので、最近の通話はもっぱら Soundcore Liberty Air 2 Pro。こうなってくると、いつ外すんだってくらいずっと耳には Soundcore Liberty Air 2 Pro が居る毎日を送っている。説明しながらなんだか、Soundcore Liberty Air 2 Pro が愛おしく見えてきた。
ちょっと気になるところ
さて、ここからは Soundcore Liberty Air 2 Pro の改善してほしいところ。まずはペアリングの変更がちょっと面倒…自動切り替えができないので、例えば iPhone で使っていて PC に切り替える場合は、一度 iPhone との接続を手動で切って、PC で再度ペアリングをする必要がある。たまに切り替えるくらいならそんなに苦では無いのだが、頻繁に切り替える使い方の場合は注意が必要だ。
また普通に使っていて耳から落ちることはまだ無いけど、ランニングなどのスポーツには不向きかも。一度ランニングで使ってみたところ、走っている最中にイヤホンがズレて音が聞きにくくなることが多かった。
今でもまだ使い続けられるワイヤレス・ノイズキャンセリングイヤホン
逆に、半年使う中で気になったのはこのくらいかも。接続も安定していて途切れることもなく、特に大きな不満を感じずここまで来れた。あまりに気軽に使えるのでほぼ毎日使っているほど。それでいて1万円ちょっとだったら、個人的には言うことなし。Anker の技術力にただただ驚かされている。
最近は近い値段のものや、さらに安いものも出てきていて技術進歩の速度にも驚かされているが、私はまだ Soundcore Liberty Air 2 Pro を使い続けてもイイかなと思うので、今しばらくお世話になろうかなと思う。
いつもありがとう、Soundcore Liberty Air 2 Pro。