早く買えばよかった、ナカトミツヨシ(@meganetosake)です。
みなさん、段ボールで荷物が届いたら、どのように開けているだろうか。カッターを使わないで…と書いてあることが多いので、私はバリバリっとガムテープを剥ぎ取って開けることが多かった。それですぐ開く箱はいいのだが、しっかり梱包されていてガムテープが何重にも交差している場合なんかは、まず開けるのに一苦労だ。
カッターはダメだけど、段ボールを開ける専用の道具が存在するんじゃないか。そんな思いで探してみたら、すぐに出てきたのが、今回のミドリ ダンボールカッター。私が知らなかっただけのようだ。もう、とっても便利。本当に早く買えばよかった。
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何はともあれ、まずは段ボールを開封してみる
丸いフォルムが可愛いミドリ ダンボールカッター。どうやらグッドデザイン賞を受賞しているそうで、一見カッターには見えないほどおしゃれ。コンパクトで、手に持ってもこのサイズ感。カバンやポケットにも入るし、ストラップをつけて持ち歩くための穴もある。
49mmレンズのキャップとほぼ同じ大きさ。かなりコンパクトだ。
パカっと開くと、刃が登場する。よくあるシルバーで威圧感のある刃ではなく、錆びにくく耐久性に優れたセラミック製。色もホワイトなおかげで、優しい雰囲気もある。
開いた状態で手に持ってみると、これが思った以上にフィットする。ちょっとビックリするくらい持ちやすくて初めは驚いた。力の加わりそうな部分には凹凸があり、使っている最中でも指が滑らないようになっている。
では早速、段ボールを開封してみようと思う。ガムテープに沿わせてスッと、軽く引く。
開けやすいーー!!!!!
なんてこった、今までの苦労はなんだったんだ。なんとかガムテープを剥ぎ、それでも開けられない時はハサミの刃を使ってビビりながら開けていたあの時間を返してほしい。そのくらい感動する。刃も長さがあるわけではないので、中の品物を傷付ける心配も少なそうだ。
コピー用紙を1枚だけ切ることができる
このダンボールカッター、使えるのは段ボールだけではない。なんと、本体のフラット面を水平にあてると、コピー用紙を1枚だけ切ることができるらしいのだ。
段ボールが切れればいいと思っていたので、驚きの機能だった。そんな機能があるならと、試してみた。紙に優しくあてて、軽くスッと引いてみる。
え、本当にできた。何気にこちらもかなり感動している。ただあまり力むと下の紙も切れちゃうのでご注意を。優しく、がポイント。
マグネットが仕込まれてるのでいろんなところにつけられる
さてこういう文房具系って、置いた場所を忘れますよね。(私だけかな)
ミドリ ダンボールカッターは強力なネオジムマグネットが内蔵されているので、冷蔵庫や金属製の机、ドアなど良く使う場所につけて保管することができる。しかも両面どちらでもつけられるのでストレスフリー。
マグネットは結構強力。例えばこんな細い場所でもばっちり固定できてとても便利だ。
刃を反転すれば新品に、目指すはサステナブル
セラミック製といえど、何度も使っていれば刃の切れ味が落ちるもの。もし切れ味が落ちた時は、なんと刃を反転してセットすれば新しい刃として使うことができる。小さなネジがついているので、そのネジを外すと刃が取れるので、反転して反対側の刃を使えば、また新品同様に使うことができるのだ。
それでもまた切れ味が落ちた場合は、替え刃を購入することで引き続き利用できる。そう、本体は壊れない限りずっと使い続けることができるのだ。本体自体も「ABS+グラスファイバー」素材で、耐久性もかなり高いそう。サステナブルが求められる今、時代にもマッチしたダンボールカッターではないだろうか。
とにかく段ボール開封のストレスが減った。心の底から、早く買っておきたかったと思っている逸品だ。なぜ誰もこんな便利なものを教えてくれなかったのかと思いながら街を歩くと、近所の文房具屋や、ヨドバシカメラ、ロフトなんかの店舗でも頻繁に見かけた。目に入っていなかっただけだなぁ。
ちなみに今回購入したのは黒だが、カーキもあって、こちらも可愛いくてオススメ。段ボール開梱にストレスを感じている皆さま、ぜひお試しあれ。