これが理想的なお香立て(インセンスホルダー)かも。ナカトミツヨシ(@meganetosake)です。
今までのインセンスホルダーはどうしても横長のものが多く、お香を焚くと場所を取る上に、お香を真っ直ぐセットしないと灰が散らばったりして意外と面倒が多かった。
今回 Hunt Tokyo さんで見つけた「OBJT by Lee Geonmin “REVERSE” INCENSE HOLDER BLACK」は、お香を縦に、逆さまに吊すことでスペースを最小限に保ち、かつ非常に見た目もミニマル。デザインと機能性を両立させたプロダクトだ。
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箱から出してみる
「OBJT」の文字がエンボス加工だけされた、とてもシンプルなパッケージ。
今回のインセンスホルダーを製作しているOBJTは、韓国のソウルで活躍するアーティストLEE GEON MINが立ち上げたライフスタイルブランド。彫刻を専攻したLEE GEOMINは、彫刻的な視点で物事を捉え、そしてオブジェクトの機能性とデザインへと落とし込むアーティストだ。
箱を引き出すと、本体と説明書が出てくる。
どうやらパーツが分かれているようなので、組み立てる。
といっても差し込むだけ。あっという間に完成した。
ミニマルなデザイン
お香をセットしてみた。無駄のないデザインで、そのまま置いておくだけでもオブジェクトとして機能しそう。
上部の隙間に、直径2.0mm未満のお香を吊るすことができる。無印などの厚みのあるお香は挟めないので要注意。挟んだ感じはしっかりと挟まれていて、お香が落ちそうな不安は無い。
では早速火をつけてみよう。
お香を逆さまに燃やす独特な構造で、お香を含めても全て垂直か水平のパーツしか存在しない。非常にミニマル。
そして真下の受け皿に灰が溜まっていく、機能的なデザインだ。この構造のおかげで従来のような横長ではなく縦長のデザインが実現され、省スペースなので、場所も選ばず置くことができる。
受け皿に集まった灰をさっと捨てるだけでいいので、メンテナンスもとても楽
例えばダイニングテーブルの上。
棚の上なんかにも置くことができる。
全ての瞬間がデザインされている
「OBJT by Lee Geonmin “REVERSE” INCENSE HOLDER BLACK」は、まさに機能とデザインを両立させたプロダクト。ただお香の香りを楽しむだけではなく、お香に火を灯すことが楽しくなるほど美しい佇まいだ。終わった後の掃除も、受け皿の灰を捨てるだけ。そしてそのまま置いておいても可愛いので、次に火を灯すまでの時間さえも楽しめる。「OBJT by Lee Geonmin “REVERSE” INCENSE HOLDER BLACK」を部屋に迎えることこそが体験と言えるほど、全ての時間がデザインされたインセンスホルダーだ。